中間地点  ~桐箪笥修理~

可ナル舎の周りは、蝉が合唱しております。夏の暑さに負けない力強さです。自分も負けてられないなと蝉の合唱を聞いております。

前回ご紹介した桐箪笥修理の続きをご紹介致します。{前回のブログはこちら>>スタート>>}

掃除作業の次は木工作業となります。
次の担い手のO様御夫妻が長く使用して頂ける様に、不具合のある箇所の修理です。

担当は「伊東」。

傷んでいる部分を交換するた為の材料の選定をしております。

そして加工。

伊東は繊細な作業が得意です。


少し白く見える所が継ぎ足した箇所です。割れて欠損していて、背板がとめられない状態でしたので作り替えました。

虫食いがひどく、握り潰せてしまいそうになってしまっていた畳擦りの作り替え。


不要になった袴(箪笥の一番下にあった台の部分)を材料として再利用させて頂きました。不要になった物も無駄にはせず、これから使って行くための「材料」にすることで、今まで使われてきた「想い」の継承に繋がるのかなと自分は思っております。

引き出しの可動の不具合を直して、木工作業は完了です。

あとは仕上げて、御客様のもとに桐箪笥をお渡ししたら「想い」を繋ぐ工程も完了致します。

・・・実は既に箪笥は仕上がっているのですがここでのご紹介は控えさせて頂きます。O様御夫妻に楽しみにしておいて頂きたいので。

納品後に御紹介させて頂こうと思いますので暫しお待ち下さいませ。

渡部