修理依頼の事~Part4~(木工修理・塗装編)

昨日は長持の修理を御紹介させて頂きました。(修理依頼の事~Part3~(長持・木工編))

本日は観音衣装の修理から御紹介。
こちらも総桐でして。。案の定・・・・・。






なかなかの具合な傷み。。。

天板を接ぎ直し、側板ももちろん対処し

抽斗前板も細かく接ぎ直し。

ただ接ぎ直している様ですが、取っ手の位置は変わらないよう接ぎ直すのでけっこう手間をかけています。
抽斗内部も

奥詰、組直し、先板の交換、底板はりかえ、などなど目白押しですが割愛、省略。。。

しれっと金具も手直し


その結果の姿が






まあ、盛大につぎ直しました。いかにも手を掛けた感満載です。
そしていつも思うのは・・・・新しく作った方が早くない?・・・という事。。。

三丁抽の方も

こんな調子に


大分説明を割愛させて頂きまして・・・・完了

そうした長持、観音衣装が塗りあがりますと・・・・



何という事でしょう。木工の苦労感を全く感じさせない仕上がり。素晴らしです!!
ただ、必死に出した自己ベストがあっさりと塗りかえられたような・・・妙な脱力感におそわれたの何故でしょう。。そして古材を使う意味って・・・
さておき、
ご要望通り2点の色味も揃いました。

黒く塗れば揃うだろう思えますが・・・・。実は赤黒い色味な上、ベースの色に違いがある中で合わせるのはなかなかどうしてな訳です・・・。
そして三丁抽も

塗りあがり完了。

いざ納品へ!!!

ですが、今日の御紹介はここまで。
納品のお話はまた後日に。

工房:伊東